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      <title>このまちの人</title>
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      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2007</copyright>
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         <title>ロングインタビュー vol.4 南養寺 前住職 佐伯啓史さん</title>
         <description><![CDATA[<p>ＪＲ南武線の矢川駅から南に歩いて5分あまり。甲州街道を越えた先、左手に見えてくるお寺が「谷保山南養寺」（臨済宗建長寺派　1347年開創）。北鎌倉の建長寺を本山とする禅寺で、谷保を中心とした檀家衆の心の拠り所として、650年前からこの地にある。
今回の主役は、その南養寺の前住職、佐伯啓史（さえきひろぶみ）さん（75歳）。</p>

<h3>谷保の念仏講とご詠歌</h3>

<a href="http://kunitachi.town-info.com/people/images/nanyoji_image1.html" onclick="window.open('http://kunitachi.town-info.com/people/images/nanyoji_image1.html','popup','width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kunitachi.town-info.com/people/images/nanyoji_image1-thumb.jpg" width="240" height="180" alt=""  style="float: right;"/></a><p>太い木の柱のどっしりした山門をくぐると、静かで落ち着いた境内がある。2006年2月15日の午後。寺の本堂には、檀家の女性たち40人ほどが集っていた。
今日はお念仏の講の日。本尊の前で佐伯さんが般若心経をとなえ、続いて全員が唱和する、というのが「お念仏」である。
「今、はじまるお念仏は云々……ナンム、アンミ、ダ～ブツ（南無阿弥陀仏）、アミダ～ブツ～。ナンム、アンミ、ダ～ブツ、アミダ～ブツ～」。
独特の節回しで繰り返し唱和される「お念仏」に、時折、それぞれが手にもつ白銀の小さな鐘が一斉にジーンと鳴らされる。その響き、振動は耳に心地よくしみわたり、聞いているといつのまにか日常のざわつきを忘れ、不思議とだんだん気持ちが落ち着いてくる。</p>

<p><a href="http://kunitachi.town-info.com/people/images/image41.html" onclick="window.open('http://kunitachi.town-info.com/people/images/image41.html','popup','width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kunitachi.town-info.com/people/images/image4-thumb.jpg" width="240" height="180" alt="" style="float: right;"/></a>「お念仏」は、座禅と同じく「悟り」をひらくための行のひとつ。佐伯さんによれば、
「禅宗というのは、自己本来の中にある仏様の働きに目覚めて、それを日常生活に活かしていこうという宗派なのです。つまり信仰というより、悟りを願う。悟りとは、言葉でいえば、カラッとした何もないせいせいとした状態。こだわりのない解放された瞬間。般若心経で空という状態を、臨済宗では、無といいます。無であって一切であって、すべてであるけど何もない状態」
じゃあ、それは、とても幸せな状態なのですね？
「いえいえ、幸せであるかどうかも、もうとうに越えているのですよ」と佐伯さん。
あ、なるほど……。</p>

<p>たとえば「お金が欲しい」とか「えらくなりたい」という欲望はもちろんのこと、この「幸せになりたい」という願いも俗世の執着心から生まれる。人は何かに執着があるから悩み、七転八倒する。その苦しみからすべて解放され、無（我）の境地＜悟り＞に至るために、禅の修行がある。
この念仏講、谷保地区では徳川時代から続く善光寺系統のもので、公式にはお釈迦様の涅槃の２月15日、降誕の４月８日、10月16日の観音様の日、10月22日薬師様の日に、それぞれ開かれている。</p>

<p>この日はさらに、「ご詠歌」の稽古もあった。
「ご詠歌」とは仏様をたたえる歌。キリスト教でいえばゴスペルにあたるものだが、こちらは三十一文字（みそひともじ）の短歌形式で、これにも独特の節回しがあり、七五調の長いものは「和讃」と呼ばれる。
南養寺では代々口承で伝わってきたが、亡くなった佐伯さんの母親が文字として書きまとめ、現在はその譜面をテキストとして使っている。
稽古のあとは、女性たちが持ち寄ったお菓子や果物、煮物などをつまみながら世間話に花が咲き、あちこちで楽しい笑い声がおこる。参加者は、若い方でも50代。ようやく子育てがおわり、これからは親の介護が始まるという方もいるだろう。日常を忘れるひとときをお寺で過ごす。昔ながらの地縁が生きている谷保界隈である。


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         <link>http://kunitachi.town-info.com/people/2007/01/_vol4.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 17 Jan 2007 11:54:36 +0900</pubDate>
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         <title>ロングインタビュー vol.3 降矢ななさん</title>
         <description><![CDATA[<b>トカゲとキツネと森のともだち</b>
<h3>トカゲが主人公の不思議キャラ</h3>
<p>1986年、トカゲを主人公にした、ちょっと変わった絵本が生まれた。
ウサギやネコに比べると、お世辞でもカワイイとはいえないトカゲ。ところがこの主人公の「ちょろりん」、とっても愛嬌があっていつも一生懸命で、ヌメヌメ、ニョロリンと長いシッポの先まで「なんだかいいなあ！」と思えてしまうような不思議キャラクター。たちまち、当時の子どもたちの人気者になった。<br/><br/>
<div style="width:200px; text-align:center; float:right;"><a href="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img3-1.html" onclick="window.open('http://kunitachi.town-info.com/people/image/img3-1.html','popup','width=561,height=756,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img3-1-thumb.jpg" width="200" height="269" alt="" /></a><br/>表紙『ちょろりんとすてきなセーター』（1986年。福音館書店刊）<br/>
<a href="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img3-22.html" onclick="window.open('http://kunitachi.town-info.com/people/image/img3-22.html','popup','width=728,height=550,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img3-2-thumb.jpg" width="200" height="151" alt="" /></a><br/>表紙『ちょろりんととっけー』（1990年。福音館書店刊）</div>
</p>
<p>
作者の降矢ななさんは、豊かな想像力と色彩で自然や動物を描く絵本作家。そしてじつは国立育ち。どんな子どもでしたか？</p>
<p>
「小児喘息をもっていたので、外に出て遊ぶよりは家の中で絵を描いているほうが好きでした。馬とかキツネ、オモチャのお人形を主人公にしたお話をよく描いてました。小学校のときには、メモ帳を使って、一枚一枚めくるとコマになって続いていくようなマンガを描いて、友達に見せたり、あげたりして。中学時代は手塚治虫やくらもちふさこが好きで、その頃は将来マンガ家になりたいと思っていたかな」</p>
<p>ママの森幼稚園、三小から一中を経て府中東高校へ。やがて画家であり絵画教室の主宰者としても知られる母親の洋子さんの影響もあって、絵の仕事をしたいと思うようになった。絵本の編集者だった叔母にすすめられて作品の持込みをしたのがきっかけで『めっきらもっきらどおんどん』（作・長谷川摂子 絵・降矢なな）で出版界にデビュー。</p>
<p>「でもはじめのうちは仕事の依頼がくるのは１年に一冊くらいです。それで自分からお話を作ってもっていったのが『ちょろりん』です。これがOKになって、2冊目になりました」</p>
<p>ななさんの生み出すキャラクターは、思いがけない動きでページをいきいきと飛び跳ねる。びっくりしてはホッとし、がっかりしては再び元気をとりもどし、危機一髪で誰かに助けられ、こわそうなおばさんがじつは親切だったり、嫌われ者の虫が頼もしかったり。そこでは子どもたちが本来もっている無邪気な願いや不安、パワフルな想像力や素直ながんばりに、いつもあたたかい目が向けられている。</p>
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         <link>http://kunitachi.town-info.com/people/2005/12/_vol3.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 07 Dec 2005 18:57:21 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>ロングインタビュー vol.2 渡邊順生さん</title>
         <description><![CDATA[<b>チェンバロへの夢とバロック古楽器基礎講座～</b><br>

<h3>卒業してチェンバロ奏者になったわけは？</h3>
<p>社会学部を選んだのは歴史が好きで、社会科学が総合的に学べると思ったからです。でも本当は音楽大学にも行きたかった。もともとピアノを習っていてオペラが好きだったし、高校3年くらいからはバッハにも夢中になった。でも当時は親が賛成しない。男が音楽で身をたてるなんて無理だ、食べていけないと思っているからです。<br><br>
<img src="http://kunitachi.town-info.com/people/image/watanabe.jpg" width="205" height="320" alt="" />
1969年は学生運動で東大入試のなかった年。一橋大学の入試は英語がむずかしいと聞いて、英語が苦手なので苦労しました。ところが入学したら、全学ストライキ。学生運動にも参加して中央線の駅前でビラ配りもしたけれど、だんだんこれはエネルギーのはけ口を求めているだけ、と思ってばかばかしくなった。だから学生運動を一所懸命やったわけではないが、ひとつだけ、いまだに染み付いているのは「世の中の多数派の意見にはまやかしがある」ということです。<br><br>
当時から一橋大学には７つの帝国大学に対する、「アンチ」の気風があった。アンチ東大、官に対する民、オリジナリティを尊ぶ、などなど。それは学生だけでなく、教授陣の中にもありましたね。<br><br>
ストで授業がほとんどないから、仲間を集めて、自宅でピアノを弾いたり室内楽をやっていました。それで大学3年くらいからだんだん大学に行かなくなった。（笑）<br><br>
というのは、その頃、チェンバロに出会ってしまったのです。シューベルトやブラームスも好きだけど、バッハを弾いているとどうしてもチェンバロを弾きたくなる。授業がないからとアルバイトしていた楽器屋に、たまたま一時的にチェンバロがあって、それを弾かせてもらった。ああ、これがチェンバロの音か、と。<br>
一橋大学をやめて音大に入り直そうか、留学しようかとかさんざん悩みました。でもやっぱり親が認めてくれない。ゼミの先生も「音楽家がひとり誕生するなら協力しましょう」と言って下さいまして（笑）。<br>
チェンバロは、当時は女子のための上野学園大学が唯一、専門コースをもっていたくらいで、あとは芸大にもなかった。学ぶためには外国にいくしかなく、卒業後にすぐ留学しました。<br><br>
</p>

]]></description>
         <link>http://kunitachi.town-info.com/people/2005/11/post_1.html</link>
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         <pubDate>Sat, 12 Nov 2005 18:54:53 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ロングインタビュー vol.1 前田常作さん</title>
         <description><![CDATA[<h3>■光のマンダラ画</h3>
<p>国立市の甲州街道の南にある南養寺（臨済宗建長寺派）境内の観音堂。その入り口をくぐると、天井に明るい光がある。見上げれば、その光の源は、一面に描かれた美しいマンダラ画である。<br>
濃紺の深い宇宙の色をベースにした円のなかに、色あざやかに描かれた仏様、祈りの手、天女、花、十二支、そして12の星座。その数64枚。東洋と西洋の星占いが違和感なく親しげに並び、正面の観音像に祈る人々を温かく見守るように、そこから光がさしている。</p>
<div style="width: 250px; text-align:center; float: right;">
<a href="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img2-2.html" onclick="window.open('http://kunitachi.town-info.com/people/image/img2-2.html','popup','width=640,height=507,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img2-2-thumb.jpg" width="240" height="190" alt="" /></a>●天の浮船　＜観想マンダラ図シリーズ＞<br/>1980－1982 富山県立近代美術館藏<br/><br/>
<a href="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img2-3.html" onclick="window.open('http://kunitachi.town-info.com/people/image/img2-3.html','popup','width=416,height=701,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kunitachi.town-info.com/people/image/img2-3-thumb.jpg" width="240" height="404" alt="" /></a><br/>●第十八番　日光山中禅寺<br/>＜坂東巡礼シリーズ＞<br/>1992－2002 （株）ヤマゲン蔵<br/></div>
<p>「こういうのは他にはないのです。むずかしい絵ではなく、見る人がまず自分の星座を探して喜ぶ気持ちになったら、それだけでその人は観音様に近づくと私は思うのです。禅宗のお寺なのに、宗派の形式にとらわれずに自由に描かせてもらって、とても感謝しています」とおっしゃる前田常作さん。<br>
宇宙につらなるすべてのものをあらわす、身近なマンダラ。天井画は、ひたすらマンダラを描き続けてきた前田さんが、３年がかりで完成させた光のメッセージなのである。※<br>
</p>
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         <pubDate>Sat, 12 Nov 2005 18:43:45 +0900</pubDate>
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