「国立駅前に図書館をつくる会」は、国立駅前高架下に図書館をつくることをめざして今活動しています 。

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最近の動き

 ( 2008 年 4 月)

 

@ 国立市長あて要望書者を提出

  会は 4 月 9 日、国立市長あてに「駅前図書館設置計画に関する要望書」を提出しました。内容は以下の通りです。

 

駅前図書館設置計画に関する要望書

平成 20(2008)4 月 8 日

国立市長  関口 博様

国立駅前に図書館をつくる会

代表  深川 弥生

 

 「国立駅周辺まちづくり基本計画」の策定が大詰めを迎えるにあたり、当会として以下の点について緊急に要望します。

 先般、国立駅周辺まちづくり推進協議会から市に提出された「基本計画(案)」は、「市民アンケートやヒヤリングによれば、高架下や駅周辺での導入が望まれている公共施設や機能は『図書館、駐車場、駐輪場、行政サービスセンター・・・など』となっています。」「高架下の公共利用部分( 15 %)のスペースおよび南口公共施設等用地を活用して整備する公共施設は、上記の市民要望の高い施設を候補として検討していきます。」と述べています。

 そのうえで、「 JR 等との協議により、南口公共施設等用地を活用したまちづくり計画(高架下利用計画を含む)に伴う、導入する公共施設等の確定」は、今後取り組むべき課題であり、「今後、国立市で検討を行い結論を出し、市民に公表していくことを望みます。」といっています。

 当会はここでいわれている通り、国立市が今後結論を出すにあたって、駅前図書館(くにたち

図書館分館)を導入する公共施設等の一つとして確定するとともに、設置する位置を国立駅南北通路の東側高架下とするよう強く要望します。

 

  図書館を設置する位置として、東側高架下を要望する理由は以下の通りです。

一、市民は高架化事業が終わることで国立駅周辺がどう変わるか注視しており、駅周辺への設置     

 の要望度が高い施設については、事業の終了後早期に着工し、高架化事業の果実をできるだけ

 早く市民に還元するのが望ましいこと。

二、駅周辺の用地のうち早期に着工できるのは、 JR との協議ほか様々な調整を必要とする南口

    公共施設等用地でなく、市が 2700 uを無償で使用出来る高架下用地であること。

三、高架下用地の中でも、もっとも利便性の高い東側高架下(約 2200 u)の一部を確保し、ここに

    北市民プラザ図書館( 570 u)をやや上回る規模の駅前図書館と行政窓口を設置するのが、市

    民の要望に一番沿うことになること。

 

 「国立の情報を発信する」「仕事帰りに立ち寄れる」「子どもと本をつなぐ」駅前図書館の設置を市民は待っています。十年かそれ以上も先のことでなく、数年後の駅前図書館の実現に向けて尽力されますよう切にお願い申し上げます。

 

 

A 市議会議員あてにも要望書を提出

  会は翌 10 日、国立市議会の全議員あてに、以下の挨拶文を付し市長あてと同文の要望書を提出(郵送)しました。

 

                       様

 草木の彩り鮮やかな時候となりました。益々ご清祥にてご活躍のことと存じ上げます。

 当会は、 1982 年に国立市図書館協議会委員の OB を中心につくられ、駅前図書館の設置をめざして活動を続けて参りました。

 当会では今回の「国立駅周辺まちづくり基本計画」の策定は、駅前図書館を実現するまたとない機会と考えています。

 同封の「駅前図書館設置計画に関する要望書」をご一読のうえ、何卒その趣旨をお聞き入れ頂けますようお願い申し上げます。

              平成 20(2008) 年 4 月 10 日

国立駅前に図書館をつくる会

代表  深川 弥生

追記 なお既に当会より、市長に宛て同内容の「要望書」が提出されています。

 

 

 

( 2008 年 3 月)

 

@ 国立市議会で駅前図書館について市が答弁

  3 月 4 日、国立市議会の定例会一般質問で、鈴木律誠議員(今期図書館協議会委員)の「国立駅前の高架下に図書館を設置してほしいとの声があるが、市として設置の意思はあるか」という質問に対し、市からは「 1983 年に市議会に請願が出され、採択されている。 2006 年に第 15 期図書館協議会から駅前図書館設置の提言があり、 2008 年 1 月には第 16 期図書館協議会からまちづくり推進協議会に対して要望書が出ている。教育委員会としてもまちづくり計画全体の中で考えていきたい。スケジュールについては、現在基本計画(案)を策定中であり、いつとはいえないが、まちづくりの協議を進めていく中で考えていきたい」との(教育次長による)答弁がありました。

 ややあいまいな内容で、設置の意思があるともとれますが、一方でまちづくり推進協議会の基本計画(案)策定に向けた協議にゆだねるとも受けとれます。いずれにしても、推進協議会の出す結論が大きな影響力を持つのは確かなようです。

 

A 「国立駅周辺まちづくり基本計画(案)」

  国立駅周辺まちづくり推進協議会は、 3 月 9 日、「国立駅周辺まちづくり基本計画(案)」

を最終的にとりまとめました。

 基本計画(案)は、「南北一体化の道路整備」「国立駅前広場の整備」「南口公共施設等用地の活用」「高架下の活用」「総研線跡地の活用と側道の整備」「財政フレームとの整合」を各個別課題とする総合的なまちづくりをうたい、理念として「まちと人がつながる、緑と文化の国立広場《森の駅》」を掲げています。

 

 駅前図書館に直接ないし間接的にかかわる部分ではこんないい方をしています。

  「高架下空間と南口公共施設等用地や北口商店街の一体的な整備により、駅周辺での整備が望まれる公共公益施設や交通施設、商業施設、サービス施設、文化施設などの整備をはかります。」( 8 ページ 【市街地整備や公共公益施設】)

 

  「市民アンケートやヒヤリングによれば、高架下や駅周辺での導入が望まれている公共公益施設や機能は「 図書館 、駐車場、駐輪場、行政サービスセンター、保育等の子育て支援施設、高齢者向け施設、文化・サークル活動施設など」となっています。」「高架下の公共利用部分( 15 %)のスペースおよび南口公共施設等用地を活用して整備する公共施設は、上記の市民要望の高い施設を候補として検討していきます。」( 14 ページ A高架下の利用可能スペース)

 

  「南口公共施設等用地、 JR 用地、 JR 関連企業用地の一体的な利用により、公共・公益・商業等の機能を持つ複合機能施設の整備を図ります。」「高架下及び複合機能施設での導入施設・機能としては、駐車場や駐輪場以外に、以下のような施設・機能メニューを想定します。

  <公共的な施設>行政サービスセンター等。 図書館 、集会所。

  <公益的な施設>(民間での整備を誘導)保育所等の子育て支援施設。大学と連携したサテライトオフィス。企業支援施設、音楽等のホール。

  <商業等の施設>(民間での整備を誘導)コンベンション機能、宿泊機能、フィットネス等の健康増進施設。クリニック等。飲食や物産等の商業施設、商店街と連携したアンテナショップ、業務施設。 SOHO 機能や定住機能。その他(国立らしさを全国に発信する施設、機能)。」( 16 ページ B高架下及び駅周辺での導入施設・機能)

 

  「北口商店街、高架下、 JR 用地の空間を連続させることにより、「駅東側の新たな賑わいづくり」をめざします。」「高架下には、南口公共施設等用地の活用と合わせて、市民利用施設・商業施設・駐輪場の導入を図ります。」( 20 ページ  (3) 駅東側地域のまちづくり計画)

 

  「(南口公共施設等用地を活用した複合)施設の具体的な内容は、今後、事業計画を詳細化する中で決定していくものですが、導入施設が個別にあるのではなく、施設相互の連携や市内の施設や資源との連携により「国立らしさ」を発信していくことをめざします。」

(「様々な施設や機能が連携しネットワークすることで、国立にしかできない魅力を発信していく」として、 図書館 が市内の他の図書館、書籍店、サテライトキャンパス・インキュベートオフィス、大学と連携する図、子育て支援施設が 図書館 キッズスペースと連携する図を例示。)( 22 ページ  5. 南口公共施設等用地を活用した南北一体化によるまちづくりイメージ  (2) 複合施設計画の方針)

 

  (「南口公共施設等用地を活用した共同化事業のモデルプランを示します。このモデルプランは今後、 JR 東日本や関係者等との協議により、詳細化を図るものであり、整備イメージを例示したものです」として、<施設イメージ案 (1) 、同 (2) >に、開発公社+ JR 関連会社+ JR 駅前広場隣接部約 7400 uの敷地に地上 8 階建、一部 4 階建の建物を建てると想定したうえで、その 1 階部分に「 図書館 、ホール、子育て支援などまちに開かれた市民利用施設」を写真例示(ただし「高架下利用の場合は民間商業施設」との注記あり)。)( 22 ・ 24 ・ 25 ページ  (3) モデルプランの提示)

 

  最後に、「「国立駅周辺まちづくりを実現していくために、国立駅周辺まちづくり推進協議会で論議できなかったもの、結論までいたらなかったことについて、今後取り組むべき課題を以下に整理します。」「この課題については、今後、国立市で検討を行い結論を出し、市民に公表していくことを望みます。」として7項目をあげ、その中で

  「A JR 等との協議により、南口公共施設等用地を活用したまちづくり計画(高架下利計画を含む)に伴う、導入する公共施設等の確定」「B JR 等との協議により、事業性の高い南口公共施設等用地を活用した複合施設計画の検討」

をいっています。( 37 ページ  8. 今後取り組むべき課題)

 

 これを見ると、駅前図書館設置の方向が出ているのは確かですが、その具体的なイメージは非常にあいまいです。最後のところでいっているように、導入する公共施設等の確定、複合施設計画の検討は今後の課題なのです。

 とはいっても、「南口公共施設等用地を活用した複合施設」の具体的な内容の例示の中に、図書館が一度ならず登場し、共同化事業のモデルプランには、建物 1 階部分に写真まで例示されています。こうしたことは一人歩きしがちで、南口公共施設等用地(現在は駐輪場、駐車場として利用されている)を活用した複合施設=共同化事業の一部に図書館が組み入れられることが、あたかも既成事実であるかのような誤解を生じる恐れがあります。

 基本計画(案)そのものは、上記の写真の例示のところでも、「高架下利用の場合は民間商業施設」と断っているように、図書館を高架下に設置することも選択肢の一つとしているわけで、どこに設置するかはあくまでも今後の課題です。

 会としては、設置場所がどこになるかは非常に重要と考え、東側高架下を駅前図書館の最適地と訴えてきましたが、先の要望書(緊急)で触れなかった観点を一つ追加すると、

南口公共施設等用地を活用した複合施設=共同化事業の先行きが、西口改札口の開設(これが実現しないと複合施設の使い勝手が非常に悪くなる)と合わせて、 JR の企業体質を考えると楽観視はとても出来ないことがあげられます。もし駅前図書館を複合施設の一部とした場合、共同化事業が暗礁に乗り上げてしまったら、私たちの願いは宙に浮いてしまいます。

 やはり駅前図書館の設置場所は、確実に、早期に着工でき、利用者にとっても使い勝手のよい東側高架下が一番なのです。

 

 基本計画(案)はこの後、市議会への報告と議会での論議及び市民への公表と説明を経て、 7 月頃国立市の基本計画となります。 4 月から 6 月にかけて、駅前図書館の設置場所が

固まっていくと思われますので、会にとってもここは正念場といえそうです。

 

 

 

( 2008 年 1 月〜2 月)

 

@  「国立駅周辺まちづくり推進協議会」その後の動き

  推進協議会では、 1 月 12 日に開かれた作業部会の中で、短時間ではあったのですが、駅前図

書館のことが(ほとんど初めて)論議の的になりました。まずコンサルタントから出された資料に、高架下の「公共利用部分(約 15 %)となる約 2700 uに対しては、駐輪場以外の市民利用施設の

導入を図る」と記載され、さらに「高架下や駅周辺での導入が望まれている機能、施設」のトッ

プに図書館が挙げられていました。

 また委員からの提案・発言は、駅南口の公共施設等用地(現駐輪場・駐車場)にビルを建て、その 6 ・ 7 階に図書館を配置する案や、神保町の古書店街と提携している図書館の例を引いて、国立らしい特色のある図書館をという発言、 5 時に閉館して街を暗くするようなのは困る、図書館は

(直営が)ダメならどこかに委託して夜もやってほしいという発言など、みな駅前図書館の設置を

前提にしたものでした。

 こうしたことからすると、駅前図書館の設置自体は、どうやら基本計画(案)の線上にのったと

判断してよいのではないでしょうか。

 

A  図書館協議会、推進協議会会長あてに要望書を提出

  国立市図書館協議会は、 1 月 17 日、推進協議会会長あてに駅前図書館の設置に関する要望書を提出しました。内容は以下の通りです。

 

駅前図書館の設置に関する要望

平成 20(2008) 年 1 月 17 日

国立駅周辺まちづくり推進協議会

            会長 北沢 猛様

国立市図書館協議会     

第 16 期会長 外池佑价   

 

 国立駅周辺まちづくりに関して、先般より貴会が払われている尽力に心から感謝します。

 国立駅周辺に図書館をつくってほしという市民の要求は長年のものです。すでに 1983 年の市議会で「国立駅周辺に図書館の設置を求める請願」が採択されており、当会からもたびたび提言などをつうじて要望してきましたが、用地難などの理由で実現に至りませんでした。

 駅前に図書館ができれば、通勤その他で国立駅を利用する市民にとっても、また近くに図書館がない子どもたちにとっても、図書館がいっきょに身近になるにちがいありません。

 「今こそ駅前図書館を」と、当会は「第 15 期図書館協議会報告と提言」( 2006 年 10 月)の中で

提言しております。この度貴会が「国立駅周辺まちづくり基本計画」(案)を策定するにあたり、市民の声にこたえると同時に文教都市国立のイメージをさらに高める駅前図書館(くにたち図書館分館)の設置を、基本計画案に盛りこまれることを強く要望します。

 

 また設置される図書館の条件としてとくに大事な、つぎの点に留意されますようかさねて要望

します。

  一、改札口及び駅前広場から接近しやすく、スペースに最低限のゆとりがあり、夜間も開館しているなど、利用者にとって使い勝手のよい図書館であること。

  二、バリアフリーの原則に立ち、障害のある人や高齢者,幼児を連れた親や子どもたちにも利用しやすい図書館であること。

  三、地域の情報を伝えることを重視し、市民だけでなく来訪者にたいしても地域情報提供の拠点であることを意識した図書館であること。

  四、提供するサービスや施設のデザインなどにも国立らしさの発揮をめざし、「図書館のある駅」

 として注目され、地域の活性化につながるような図書館であること。

  五、多くの市民が待ち望んでおり、できるだけ早く着工し、早期の開館をめざすべきこと。(用地を選定する際は、早く着工できること、改札口及び駅前広場から接近しやすいことの二点を重視する。)

 

B  岐阜市の駅前図書館(藤村せつ子さんのお話から)

  会の世話人会では、 2 月 26 日、つい先頃岐阜、愛知、静岡の図書館を見学されたという藤村せつ子さん(くにたち図書館嘱託職員)にお話を伺いました。 2002 年にオープンした岐阜市立図書館分館が、 JR 岐阜駅前の高架下にあるということですので、その様子をぜひ聞きたいと計画したものです。

  藤村さんによると、人口が国立市の約 6 倍、面積が 25 倍の岐阜市の市立図書館には、本館のほかこの高架下の分館と 5 つの分室があります。資料費は年間 4115 万円と、市の規模の割に少な目です。(人口約 7 万 6 千人の国立市は 2816 万円。共に「日本の図書館 2007 」より)。

  JR 岐阜駅に直結する高架下に開設された「ハートフルスクエアー G 」の 1 階に、図書館、消費生活センター、体育ルームがあるのですが、図書館の延床面積は 1131.4 u(管理スペース含む)とかなり広く、3階が駐車スペースになっているなど、同じ高架下でも、国立で想定されているものよりずっと広く、高さもかなりあることがわかります。 

 図書館の外には、隣接して分館の特別コーナーとして「ファッションライブラリー」が作られ、

地場産業である繊維・ファッション業界を支援し、地域の活性化の一翼を担う図書館をめざしているとのこと。正規職員 1 名(司書 0 )、と嘱託 15 名(司書 14 )で運営され、蔵書数 9 万 3 千冊、購入雑誌 19 1点という規模の図書館です。

 この図書館を見学された藤村さんの印象は、「書架に魅力が感じられないし、居心地や使いやすさの工夫も今ひとつ」「職員の手が日々入っているという感じをあまり受けない」というものでした。このことは、私たちに大事なことを教えてくれたように思います。

 たとえ建物が新しく、また広くなっても、そこに専門職員の目と熱意がなければ、「本棚がイキイキとしていない」状態になってしまう。同時に見学された碧南市民図書館(こちらは素晴らしい図書館だそうです)の書架と比べてのお話に、一同すっかり納得したのでした。

 だが一方で、そういう状態ではあっても、岐阜市立図書館では、本館の貸出数が年間 18 万冊程度なのに対し、駅前の分館だけで年間貸出数が 64 万冊を超えていて、このことは利用しやすい場所に図書館ができれば、新しい利用がぐんと増えるということを示しています。

 これからも、国立駅前高架下に作ろうとしている図書館のイメージを豊かなものにするために、いろいろな図書館を見学したり、たくさんの方のお話を聞きたいと思います。

(田中)

 

 

 

 

( 2007 年 11 月〜12 月)

 

@  「くにたち秋の市民まつり」で署名活動とミニバザー開催

  11 月4日、恒例の「くにたち秋の市民まつり」で、会は「今がチャンスです」と題したよびかけ文や三多摩各市の駅前図書館・世田谷区立経堂図書館の写真からなるパネル展示と署名集めを行い、あわせてミニバザーを開催しました。

 当日は天候にも恵まれて人出が多く、その中で会の活動に注目した人も多かったと思われます。署名は 365 人(カンパ 2700 円)、ミニバザーの売り上げ 13340 円でした。

 協力して頂いた皆様に感謝します。(写真は当日朝、準備が整ったところで撮影したもの)

 

 

 

 

 

A 「国立駅周辺まちづくり推進協議会」動き出す

  市が、公募委員 3 名を含む 12 名の委員を委嘱して設置した「国立駅周辺まちづくり推協

議会」は、 8 月 20 日に第 1 回の会合が開かれて以来、「国立駅周辺まちづくり基本方針(案)」の年度内の策定をめざして論議を続けています(国立市ホームページ参照)。

  この協議会が決める基本計画(案)が、市の実施計画の方向を左右しますので、そこで駅前図書館がどう扱われるのか、論議の内容から目が離せません。

  9 月 26 日の第 2 回会合の後、いよいよ 10 月 30 日からは作業部会がスタートして国立駅周辺まちづくりに関する細かい検討が始まりました。会としては委員への働きかけを行うと共に、これから 2 月にかけて重ねられる作業部会(節目には推進協議会も開かれます)の動向に注目していきたいと思います。

 

B  「市民アンケート」で駐輪場に次いで要望が多かった駅前図書館

  11 月に「国立駅周辺まちづくりに関する市民アンケート」が、無作為抽出による市民 2000

人を対象に市によって行われ、その中間報告が 11 月 27 日の第 3 回推進協議会で発表されました(回収率 35. 4%)。目立つのは、「国立駅周辺に必要と思うもの」という質問(自由記入)に対して 71.6% の人が回答し、その中で要望が多かったのは、駐輪場が 217 票、図書館が 89 票、以下駐車場 68 票、市役所分室 59 票、公園・緑地・緑 59 票の順でした。

 図書館に関する要望の中には、「駅中図書館」「子どもが利用できる、安心していられる」「借りやすい」「仕事帰りに利用できる」「深夜まで利用できる」「新しい本がいっぱいあったらいい」「インターネットも使えるような」「中高生が調べ学習や自習のできるスペースを確保」等、図書館の具体的なあり方に触れたものもあり、図書館への関心の高さがよくあらわれています。

 会のこれまでの活動が、今回のアンケート調査に(どの程度かはわかりませんが)反映していると考えてよいのではないでしょうか。

 

C  会から推進協議会会長・作業部会座長あてに要望書(緊急)を提出

 内容は以下の通りです。

 

要 望 書(緊急)

平成 19 ( 2007 )年 12 月 13 日

国立駅周辺まちづくり推進協議会会長 北沢 猛様

         同     作業部会座長 内山健治様

国立駅前に図書館をつくる会   

代表 深川弥生   

 

 国立駅前まちづくりに関して、先般より貴協議会が払われている尽力に心から感謝しつつ、

以下の点について緊急に要望します。

 国立駅周辺まちづくりを進めるにあたって、駅周辺にいかなる公共施設をどう配置するかという問題が正面からまだ論議されていないように見受けられます。

 今後、南口公共施設等用地の活用方法を固めていく中で上記の問題を論議する予定と推量しますが、当会としては、駅前図書館の設置について、他の公共施設とは別個に出来るかぎり早急に論議の俎上にのせて頂きたくお願いする次第です。

 理由は以下の通りです。

 一、国立駅周辺にくにたち図書館の分館(駅前図書館)を設置することは、国立市にとって    

二十数年来の懸案であること。

  二、駅前図書館は、11月に実施した市民アンケート調査において、「国立駅に必要と思う

もの」(自由回答)の中で、駐輪場に次ぐ高い支持を得ていること。

  三、駅前図書館を設置する場合、駅利用者にとっての利便性(通勤、通学の帰途等における

 使い易さ)を優先的に考慮すべきこと。

  四、くにたち図書館は中央図書館の建て替えも迫られており、駅前図書館の事業の着工を出来るかぎり早めるべきこと。

 

  さらに、当会はつぎの点から利便性の高い東側高架下が駅前図書館の最適地ではないかと考

えています。(これを論議の一材料にして頂ければ幸いです。)

  一、まちづくりの対象となる事業地域のうち、市が利用可能な用地で( JR と調整の上)早期の着工がしやすいのは、東側高架下が一番と思われること。

  二、東側高架下は面積が約 2200 uあり、他の用途と分けあっても図書館(市の出張所との併設も考えられる)を設置することは充分可能なこと。

  三、高架下の図書館には近年世田谷区立経堂図書館の先行モデルがあり、騒音等の問題をクリアし、「立ち寄り型」図書館として高い利用実績をあげていること。

  四、東側高架下に夜間も開館し、子どもも利用出来、地域の情報を伝える図書館が出来たら、

 市民・来訪者が便利になると共に周辺地区の活性化にもつながること。

 

以上

 

 

 

( 2007 年9月〜 10 月)

 

@ 市長に署名を届け、要請し懇談

 10 月 12 日、会代表4名で市長に 1911 人分の署名を届け、要請と懇談を行いました。市側は、市長のほか副市長と教育長が出席し、私たちの要請に熱心に耳を傾けてくださいました。

 私たちは、会として 1983 年3月市議会に請願を提出し、全会一致で採択になっていること、周辺各市でも着々と駅周辺に図書館が建設されていること、駅前図書館実現のため毎年「市民まつり」に出展し署名活動を続けてきたこと、中央線高架下用地のうち国立市が利用できる土地が 2700 uあることなどを説明し、今が千載一遇のチャンスであることを力説しました。

 これに対して市側は、駅周辺まちづくりの骨格が議会を通過し、これから具体化していく時期にあたり、いろいろな団体から多くの要望が出ている、どれをとっても住民の強い要望であるのでさらに検討を重ねていきたい、駅前に図書館があったら国立のイメージアップになると思う等の発言がありました。

 全体としてなごやかなやりとりで、さらに運動を強めていかなければならないという思いで一杯となりました。

(山田)

 

A 署名活動

9月 25 日 国立駅南口駅頭

10 月2日 国立駅南口駅頭

 

 

 

( 2007 年 6 月〜8月)

 

@ 駅前図書館の設置を求めるつどい

・日時:6月 23 日  13 時 30 分〜 16 時

・会場:中央図書館集会室

・参加: 19 人

・内容:ミニ講演「駅前図書館に寄せる想い」(平塚ミヨ)

 「会のこれまでの活動の紹介」(深川弥生)と意見交換

 平塚さんからは、子どもと本が出会う場がほしいと家庭文庫をひらいたこと、 1969 年に図書館建設審議会に参加、5館構想の答申を出したがいまだに実現していないこと、だまっていてはできない、今がチャンスという熱のこもったお話がありました。

 深川さんからは、 1982 年に会をつくって以来、地道に活動を続けてきたことの報告があり、今こそ駅前図書館の実現のために市民が積極的に動かなければ、と結ばれました。

 会場からは「高架下というがどんな図書館になるのか」「駐輪場との関係は?」などの質問や、同じく高架下にできた世田谷区立経堂図書館見学の感想のほか、「駅にできれば、ビジネス関連で使う人は相当いると思う」「今の時代に合った戦略が必要」「短い期間で市民の力をどう集めるか」「国立には知識人がたくさんいる。そういう人たちの力を借りよう」

など、さまざまの意見がでました。

 市としての案を来年3月までにまとめるということなので、それに向けて次のふたつのことを決めました。

•  9月初旬までに 1000 筆の署名を集める

•  まちづくり推進課との話し合いや、わくわく塾などを計画する

 

A わくわく塾

・日時: 8 月 22 日  19 時 30 分〜 21 時 30 分

・会場:公民館講座室

・参加:20人(まちづくり推進課3人を含む)

・内容:「国立駅周辺まちづくり基本方針(案)」の説明と質疑応答

     駅前図書館について意見交換

 まず市の担当者より詳しい説明があり、高架化事業の図面が示されたので、大まかなイメージをつかむことができました。質疑応答の中では、「駐輪場の位置づけは?」「市民からはどのような要望が出ているか」「市の計画の中で、図書館はどれくらいの位置づけなのか。駅頭で署名活動をしたが、ぜひ図書館をという声が寄せられている」などいろいろ出されました。

 「図書館は、図書の受け渡しができるくらいのスペースでも」という方もおられたのですが、経堂図書館や他市の駅前図書館の例などをあげ、ある程度の規模の図書館が必要であること、駅前図書館が、仕事帰りの人だけでなく、子どもやお母さんたちも含め、どれだけ市民に必要とされているかを訴える場にもなったと思います。

 2人の子どもさんを連れて参加してくださった方、仕事が忙しくて会には出られないが、と署名を届けに来てくださった方などもいて、運動が広がっていることが感じられました。

 

B 署名活動

8 月 20 日 国立駅前(たましん前)

8 月 21 日 国立駅南口駅頭

8 月 27 日 国立駅南口駅頭

 

 

 

(2007 年5月以前)

 

@ 図書館協議会、「今こそ国立駅前に図書館を」と提言
  第15期国立市図書館協議会報告と提言が、2007年10月に教育委員会あてに出されました。
今回の6年ぶりの報告と提言は、くにたち図書館の現状と課題を、1.地域の「情報の拠点」としての図書館をめざして、2.児童サービスの充実と学校との連携をめざして、3.ヤングアダルト(中高生・成人前の若者)サービスへの取りくみを、4.しょうがい者サービスの改善のために、5.先送りできない中央図書館の建て替え問題、6.今こそ国立駅前に図書館を、7.図書館の中核となる専門職員の補充を急いでください、という各項目に分けて詳しく述べ、そのうち6.の項目では、「国立駅前に図書館をつくる会」の活動にも触れて、「市及び議会は、緊急に駅前に図書館をつくるための行動をおこしてほしいと思います。」と結んでいます。

A 中央線高架下用地(3,000u)の利用についての今後の見通し
● 2007年6月議会に「国立駅周辺まちづくり基本計画」のたたき台を提示する。
● 2008年3月までに、高架下用地の利用について、市の案を決めていく。
   * 案の作成にあたっては、庁内の関係部からの提案、市民要望などをまとめる。
   * 駐輪場の確保については、3,000u以外に設けるよう沿線市と協議し、JRに働きかける。
● 市の案がまとまれば、JRと協議をする。但し、小金井市などの高架下利用についてもまだJRの案が出されていないので時期が未定。
● 高架下用地利用の事業化は、中央線高架事業が2010年度中完成予定のため、2011年度以降になる。